[概要]

主に60~80歳代の高齢者の脊椎疾患患者さんを看ていますが、小児の側彎症で入院される方もいます。術前から術後、リハビリ期、そして退院までの一連の看護過程に携わることができます。

[特徴]

7階病棟は、一般病床とHCUがあり、それぞれのメンバーが協力し合いながら業務を行っています。手術を受けた患者さんは約2日間をHCUで過ごし病棟に戻ります。急性期の状態を間近で見ることができるので、患者さんの状態変化をすぐに知ることができます。頸椎前方術や多椎間にわたる大きな手術を受けた患者さんの看護に携わることができるのは、7階病棟ならではの特徴と言えます。

[概要]

消化器外科では、肝胆膵の疾患、鼠径ヘルニア等、食道癌の手術、大腸、胃の内視鏡手術を行っています。整形外科では椎間板ヘルニアやすべり症など2椎間くらいの手術、婦人科は子宮鏡と、腹腔鏡下の良性の子宮筋腫の手術や、卵巣嚢腫の手術を行っています。

[特徴]

急性期病棟で、患者さんの在院日数は9日前後と短く、手術をして良くなって帰られる患者さんがほとんどです。婦人科・整形外科・消化器外科と幅広く経験できる急性期病棟ですが、病棟の雰囲気は穏やかで、手術を終えられて元気に退院される患者さんの姿をみてやりがいを感じられる病棟です。

[概要]

急性期病棟で急性期の治療を終え、症状が安定した患者さんが、介護施設や在宅生活を送るために必要なリハビリを受けたり、退院への不安が残る患者さんに対し、退院へ向けたサポートを患者さん一人ひとりの個別性に合わせてじっくりとスタッフが関わり、安心して退院して頂けるよう支援をしています。

[特徴]

内科疾患、脊椎脊髄疾患術後の回復期の患者さんなど、自宅や介護施設への退院を目標としている患者さんが多く、患者さん一人ひとりの退院時の目標に合わせ、退院へ向けたサポート、退院後の生活で必要となるフォローの調整など、じっくりとした関わりの中で看護実践できることが特徴です。

[概要]

内科には消化器内科、糖尿病代謝科、呼吸器科などが含まれています。また、地域との結びつきも強く、リハビリ目的やターミナルの療養目的の患者さんも積極的に受け入れています。肺炎や大腸ポリープ切除術後の患者さんを受け入れていることから、急患として受け入れることが多く、当院の中では一番に急患を受け入れている病棟です。

[特徴]

内科で扱う疾患が多いので、幅広く勉強ができることが大きな特徴です。また、入院期間が長期にわたる人が多いことから、患者さんとじっくり関わり、看護を進めていくことができるため、より患者さんに寄り添い、ニーズを把握して看護ができる病棟だと感じています。そして、高齢でケア度の高い患者さんからは、基本的な看護技術を多く経験させてもらえます。日々、研鑚を積みながら看護をしています。

[概要]

脊椎脊髄疾患を持つ患者さんが中心で、加齢に伴う変性疾患の患者さんが多く、手術目的の患者さんがほとんどです。手術は多椎間の固定術、矯正術などを行い、看護師は術前のオリエンテーションから、術後リハビリ、退院調整などの看護を行っています。2人の主任を中心に、専門性の高い看護を提供することを目標に看護をしています。

[特徴]

当病棟は、整形外科(脊椎脊髄外科)病棟なので、手術患者さんの看護を充実させることを目標に、日々看護をしています。術前の患者さんの痛みやしびれに対してのケアを行うと共に、術前の不安を少しでも軽減できるような関わりを行います。また術直後は生命の危機に陥らないよう、知識をフル活用して最高の技術を提供します。そして退院までは、在宅復帰への援助を行います。急性期から慢性期の知識、技術が求められるので、看護師として大きく成長ができる病棟です。

[概要]

12階病棟は、2016年4月に回復期リハビリテーション病棟としてオープンしました。

脳血管疾患手術後の患者さんの摂食嚥下訓練、日常生活で必要な動作の改善をはかり社会や家庭への復帰を目的とした患者さんの看護を展開しています。

[特徴]

脊椎脊髄疾患手術後の患者さんや、脳血管疾患後の麻痺や高次機能障害のある患者さんの可能な限りADLとQOLの向上を図るために専門性の高い看護をリハビリテーションセラピストと連携し実践しています。患者さんと共にADLやQOLの向上をはかり、喜びを共有できることにやりがいを感じます。

[概要]

診療科は整形外科(脊椎脊髄専門)内科 外科 皮膚科 泌尿器科 婦人科 耳鼻咽喉科 眼科 心療内科 麻酔科 放射線科 リハビリテーション科があり、一日の外来患者数は350~450人です。

特に整形外科の患者さんは外来患者さんの3分の1を占め、脊椎の専門病院ということで全国から広く受診されます。

[特徴]

整形外科:頸椎後縦靭帯骨化症、脊椎脊髄腫瘍、腰部脊椎管狭窄症、高齢者の後弯症(腰曲がり)、側彎症等脊椎脊髄疾患の専門治療を実施しています。

内科:消化器、呼吸器、糖尿病、循環器の専門医が幅広く内科疾患の診療を実施しています。

外科:良性や悪性の消化器疾患を中心に、鼡径ヘルニア、末梢血管、乳腺を対象として幅広く診療を実施しています。 婦人科:婦人科内視鏡手術を専門に実施しています。

眼科 耳鼻咽喉科 皮膚科 泌尿器科:外来で行える領域全般の診療を実施しています。

心療内科:心身症、慢性疼痛、自律神経失調症、摂食障害などの診察(完全予約制)を実施しています。

来院される患者さんは高齢者が多く、患者さんが安全で安心して外来を受診できるように日々笑顔を心がけて看護しています。

[概要]

手術室:5室、
年間件数:約1300件
スタッフ数:麻酔科医3名 看護師14名 看護助手8名。整形外科・脊椎脊髄疾患に対する手術が全体の8割を占めており、外科では消化器系を中心とした開腹・内視鏡下手術、婦人科では腹腔鏡・子宮鏡手術を行っています。

[特徴]

脊椎脊髄疾患に対する手術件数は日本一を誇っています。インプラントを用いた固定術や、側彎矯正などさまざまな術式を経験することができます。外科の肝胆膵の手術・ヘルニアの内視鏡手術や婦人科の良性腫瘍の手術の症例数が増加しています。術前・術後訪問を行い患者さんに継続した看護の提供ができる様に、病棟との連携を強化しています。